建設後の祝賀会は華やかスーツがマスト!齋藤和子さん(有限会社ユニバーサルシーリング)

30年前、齋藤和子さんは建設現場の親方である夫と家族経営を始めた。大規模な建設仕事を得るには、建設業法における建設業許可をもらう必要があったからだ。過去に恵比寿ガーデンプレイスや東京都庁、森ビルなど、東京都を代表する建物に携わってきた。

「従業員を始めとした、多くの職人の力があって作業が成り立つのが建設業の特徴です。事故や怪我など危険が伴うため、統括する夫は厳しい面もあります。だからこそ、私は感謝の気持ちを伝えるように接し、メリハリのある心地よい環境作りを意識しています。
また、学生時代に取得した簿記の資格を活かし、経理面で会社を支えています」

コロナ禍前は建設完了に合わせて竣工式が挙行されていた。齋藤社長は羽田空港の式に参加。格式ある行事はどのような服装で赴くのか。建築業のオーナー経営者ならではのファッションポイントについて聞かせてもらった。

「式には上品さと、さり気ない華やかさのある清楚な服を採用しています。ラッキーカラーであるゴールドベージュや、好きな色のオレンジを取り入れていました。普段の業務は、業者の方が営業で自宅オフィスに来たり、職人さんが仕事終わりに寄ったりすることがあるので、いつ誰が来てもいいよう、清潔感のある格好を意識しています」

30年という歴史を振り返って語ってくれたのは……

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(取材・執筆:井瀧加奈/編集:水野友紀子)

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齋藤和子(さいとう・かずこ)社長
有限会社ユニバーサルシーリング代表。防水業のシーリング工事を行う。現場は親方である夫が動かし、主に総務や経理などのバックオフィスや営業窓口を担当している。4人の子どもたちが自立したことにより時間が生まれ、事業継承に向けた活動や介護の仕事も行っている。

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