自分に自信があればブランドものはいらない! 前田尚輝さん(パーソナルトレーナー)

「上京する前は、ブランドものの服も好きでしたが、それは自分に自信がなくて、ブランドに頼っていただけでした」

消防士を経て、パーソナルトレーナーになるために東京に上京した前田尚輝さん。筋骨隆々な姿からは想像できないが、消防士になった頃は体力はあるものの、パワー系が弱かったという。

「人を実顔にできるヒーローに憧れがあったんです。消防士はその夢も親孝行もできる仕事だと考えていました。ですが、救急隊員になる体力試験でパワー系がほぼ最下位。周りには才能やセンスが必要だという固定概念があったものの、そんなはずないと思って、1年間マッチョなパーソナルトレーナーについて筋トレに励みました」

その結果、トレーニング前より2倍もの重量上げに成功。体力試験はトップ 3に躍り出る。体の成長が数値で伸びるのを目の当たりにして自己肯定感もぐんと上がったという。職場の研修でも筋トレを提案したところ、 職場環境の好転に繋がる実感も得た。

「職場でも学校でも、派閥やいじめってあると思うのですが、トレーニングをしている人って、性格や趣味が違う人でも『筋トレ』という共通ワードで仲良くなれるんですよ。職場では怖い上司には話しかけにくくても、一緒に筋トレしたら打ち解けやすくなります。なので、グループレッスンや企業出張を もっと拡大させていきたいです」

有名バーソナルジム・ビーツに入社し たのは、高校時代の先輩が働いていたことと、代表の著書がきっかけだった。ただし、同社には月収100万円(ミリオネア)で一人前という風習があり、達成できるかは不安だったという。

「学生時代は……
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(取材・執筆:水野友紀子)

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前田尚輝(まえた・なおき)さん
フリーのパーソナルトレーナーと株式会社KNOWELLにてレンタルジム事業に関わる。元消防士。パーソナルジムBVEATSにてミリオネアを達成して独立。筋トレが当たり前になる世の中を目指して、グループレッスンやアーティストのライブ帯同、企業出張の拡大に取り組む。
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