逆算して使い分ける、親和性と格式の高さ!国武磨秀社長(株式会社ORIPULA)
「人の人生の転機に立ちたい」
コロナ禍で出場したミスタ―コンテストでの受賞が、自身の理念を確立させるきっかけになったと語る国武磨秀社長。オーダースーツ事業を中心に、ジャケパンスタイルの提案も心掛けている。
「幼い頃から両親を見返してやりたい想いが強く、高校生までは勉強でも部活動でも1位を追い求めていました。ミスタ―コンテストやモデル活動も、当初は一種の優越感に浸るためでした。
ですが、コロナ禍で大学生活が制限されていた時、ミスタ―コンテストの複数部門で受賞したら、周りの反響が大きかったんです。
批判的な人たちの声も変わりましたし、僕の挑戦した姿によって、周りにプラスの影響を与えられると気づきました。彼らが一歩前進するごとに感謝の気持ちを送ってもらえて、僕にとって、これまでの人生で一番幸せなできごとだと実感しました」
その後のモデル活動の経験が、ゆくゆく独立にも繋がった。
「芸能活動におけるブランディングは、世間一般に売れるために事務所が作るイメージです。例えば、少し前ならワイルドな男性が目立っていたのに、今はちょっと甘い系が受け入れられていると思いませんか?
それが、国武磨秀として見せたい姿と一致するとは限りません。
そもそも芸能活動を志していたというよりも、親の能力を圧倒的に上回りたいという負けず嫌いが発端にあったので、オーダースーツ事業に出会って起業に至りました」
ビジネスにおけるブランディングでは……
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(取材:黒田かなこ/執筆:水野友紀子)
国武磨秀(くにたけ・ましゅう)社長
株式会社ORIPULA代表取締役社長。法政大学在学中。ミスタ―コンテスト「CAMPUSBOY2021 finalist」投票全国1位。オーダースーツ事業を中心に、オーダーのジャケパンスタイルを提供。モデル活動の経験を持つ。