大柄も流行色もソツなく魅せる「全国の男性を恰好良くしたい!」服部雄也さん(ファッションスタイリスト)
幼い頃から見た目には常に気を遣っていたと語る服部雄也さん。しかし、学生時代の洋服は周りから不評。社会人になるとファッション誌などで勉強を重ね、休日には原宿に繰り出した。
20代後半、イベントの司会をする機会があり、オーダースーツを着たことで周りからの印象が変わった実感を得た。その経験が現在の事業に繋がっていると語ってくれた。
「ファッションを褒められたことでとても嬉しくて感動したのをよく覚えています。その経験によって、“全国の男性を格好良くして感動させたい”とのモットーを掲げて、スタイリストとしての活動を行うようになりました」
主に東京のコーディネートサロンを借りてスタイリングの提案をしているが、服部さんは働き方に「リモートワーク」を取り入れている。遠方でサロンに足を運べない人でも、オンライン通話や電話で相談が可能だ。
「問診表のようなヒアリングシートを用意して、事前に身長や体重、予算、見られたい印象などを徹底的に深掘りします。そのニーズに適したスタイルを提案しています。
遠方のお客様には、僕のほうでお住いの地域にあるお店を探して、そこに置いてある商品からコーディネートを組み立てることもあります。
お店に取り置きをお願いするので、お客様は店舗に行けば、スタイリングされた洋服一式を、そのままお受け取りいただける状態です。
たとえサイズが合わなくても別案もご用意するなど、丁寧なサポートを心掛けています。なので、オンラインのみでも、スタイリングのご相談が可能です」
仕事着では、普段使いしづらいアイテムが使われる。それが、スタイリストとしての実力を証明する1つの手段となっているそうだ……
さらに詳しいインタビュー記事は、「起業家ファッション誌『BRIIN 2023』秋冬号 創刊号」をご購読ください!
(取材・執筆:井瀧加奈/編集:水野友紀子)
ファッションスタイリスト。お客様のなりたい理想や目的の姿を叶えるために全身コーディネートを提案。学生の頃は野球少年で丸刈りだったが、社会人になってからは興味のあったファッションについて学ぶため、スタイリストスクールに入学。服育認定試験に合格したのち2022年に独立。